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通信制高校から大学受験はできる?「不利」と言われる理由と、合格に近づく学校の選び方

2026.10.16 公開 2026.10.18 更新 監修:明光義塾高等学院 学院長 小幡和輝

「通信制高校に行ったら、大学はあきらめないといけないのかな」
「不登校で勉強が止まっているのに、今から受験なんて間に合う?」

通信制高校を考え始めたとき、多くのご家庭がこの不安を口にされます。

先に結論をお伝えします。通信制高校からでも、大学受験はできます。卒業すれば、全日制の高校と同じ「高校卒業資格」が得られるからです。

ただし、通信制高校ならどこでも同じように大学を目指せる、というわけではありません。差がつくのは、勉強を一人で抱え込まずに済む仕組みがあるかどうかです。

この記事では、通信制高校から大学を目指すときの入試の受け方、「不利」と言われる本当の理由、そして大学進学を考えるときの学校選びのポイントを解説します。

通信制高校からでも大学受験はできる

卒業すれば、全日制と同じ「高校卒業資格」

通信制高校は、レポートの提出、スクーリング(登校して受ける授業)、単位認定試験で単位を取り、卒業を目指す学校です。学び方は全日制と違いますが、卒業して得られる資格は全日制とまったく同じです。大学・短大・専門学校の受験資格もそのまま得られます。

願書や調査書に「通信制」と書かれていることを理由に、大学が不合格にすることはありません。

使える入試は3つ

通信制高校の生徒も、全日制の生徒と同じ入試を使えます。

入試方式どんな入試か通信制の生徒から見た特徴
一般選抜学力試験で合否が決まる。共通テストを使う方式もある登校日以外の時間を受験勉強に回せる
学校推薦型選抜(指定校・公募)高校からの推薦で受ける指定校の枠は学校によって大きく違う
総合型選抜志望理由書・面接・活動の実績などで評価される探究や好きなことに打ち込んだ経験をアピールしやすい

共通テストも、全日制の生徒と同じ条件で受けられます。

「通信制は大学受験に不利」と言われる3つの理由

制度の上では不利がないのに、なぜ「通信制高校は大学受験に不利」と言われるのでしょうか。理由は主に3つあります。

1. 受験に必要な勉強量を、自分で確保しないといけない

通信制高校で単位を取るための学習は、大学入試に必要な学習量よりも少ないのが一般的です。卒業に必要な勉強とは別に、受験のための勉強を積み上げる必要があります。

自由な時間が多いのは強みです。ただ、その時間を受験勉強にきちんと使えるかどうかは、本人の意志だけに任せるとなかなか難しいものです。

2. 受験の指導がほとんどない学校もある

通信制高校の中には、高校卒業までのサポートが中心で、大学受験の指導はほとんどないところもあります。その場合は、塾や予備校を別に探すことになり、費用も手間もかかります。

3. 中学の内容から抜けている教科がある

不登校を経験した生徒の場合、中学の内容から理解が止まっている教科があることも少なくありません。高校の受験範囲に入る前に、つまずいたところまで戻って学び直す時間が必要になります。

つまり、「通信制だから不利」なのではありません。勉強を一人で抱え込む環境になりやすいことが、不利につながるのです。逆に言えば、学び直しから受験までを伴走してくれる環境があれば、通信制高校は大学受験に向いた学び方にもなります。

入試方式ごとの対策

一般選抜:「時間の使い方」を一緒に設計してくれる人が鍵

通信制の生徒の最大の強みは、時間を自分で使えることです。全日制の生徒が授業や行事に使っている時間を、苦手な科目の克服や志望校対策に回せます。

その一方で、計画を立て、進み具合を確認し、遅れたら立て直すことを一人で続けるのは大変です。一般選抜を目指すなら、学習計画を一緒に立てて見てくれる大人がいるかが大切です。

総合型選抜:通信制の「自由な時間」を実績に変える

総合型選抜では、学力だけでなく、「高校時代に何に取り組んだか」「なぜその大学で学びたいのか」が問われます。

通信制高校では、好きなことや興味のあるテーマにじっくり時間を使えます。創作、ものづくり、起業、eスポーツなど、打ち込んだ経験そのものが志望理由書や面接の材料になります。総合型選抜は、通信制の生徒と相性のよい入試です。

学校推薦型選抜:指定校推薦の枠があるか必ず確認する

指定校推薦は、大学が高校ごとに推薦枠を割り当てる仕組みです。どの大学の枠があるかは通信制高校ごとに大きく違い、そもそも枠がない学校もあります。大学進学を考えているなら、入学前に指定校推薦の有無を必ず確認しましょう。

大学進学を考えるなら、通信制高校はここを見て選ぶ

学校見学や個別相談のときは、次の5つを確かめてみてください。

  • 中学の内容まで戻って学べるか(いきなり高校の内容から始まらないか)
  • わからないところを個別に聞ける時間があるか(動画や集団授業だけで終わらないか)
  • 誰が教えているか(指導者の経験や資格)
  • 指定校推薦の枠や、総合型選抜の対策があるか
  • 勉強以外の支えがあるか(気持ちの浮き沈みや、通い続けることへのサポート)

大学受験は、高校3年間を通した長い取り組みです。勉強の中身と同じくらい、3年間通い続けられる環境かも大切な判断材料になります。通信制高校の費用の目安は、通信制高校の学費比較でもまとめています。

明光義塾がつくった通信制「明光義塾高等学院」の大学受験サポート

ここからは、私たち明光義塾高等学院の学び方を紹介します。

明光義塾高等学院は、個別指導の明光義塾が運営する、さくら国際高等学校の連携施設です。高校卒業資格はさくら国際高等学校で取得し、日々の学習は明光義塾高等学院で行います。

個別指導の明光義塾のノウハウで、一人ひとりの「わからない」から始める

明光義塾は「個別指導のパイオニア」として、全国1,600以上の教室で、一人ひとりに合わせた指導を続けてきました。2026年度は、明光義塾全体で国公立大学1,774名、私立大学10,444名の合格者を送り出しています。
※明光義塾全体の実績で、明光義塾高等学院の実績ではありません。

明光義塾が大切にしてきたのは、答えを教えて終わりにせず、生徒が自分で考えて「わかった」にたどり着く指導です。明光義塾高等学院でも、このノウハウを通信制の学びに生かしています。

指導者は全員、教員免許を持っています

明光義塾高等学院で生徒を指導するスタッフは、全員が教員免許を持っています。高校の学習内容や単位取得のサポートから受験の相談まで、教育の専門家が一人ひとりに向き合います。

中学の内容への「戻り学習」から、大学受験レベルまで段階的に

不登校の期間があっても大丈夫です。明光義塾高等学院では、高校の授業とは別に、中学校までの内容に戻って学ぶ時間をとっています。

大学進学を目指す生徒向けの「週5バランスコース」では、基礎の戻り学習から始めて、標準レベルまで段階的に引き上げます。どこから始めるか、どのペースで進めるかは、生徒一人ひとりに合わせて決めていきます。

さくら国際高等学校の指定校推薦の枠も使えます

明光義塾高等学院の生徒は、さくら国際高等学校の指定校推薦の枠を使えます。一般選抜だけでなく、推薦での進学も選択肢に入れながら、進路を一緒に考えます。

総合型選抜につながる専門コース

明光義塾高等学院には、アントレプレナー(起業)コース、美術コース、eスポーツコースも併設しています。好きなことに本気で取り組んだ経験は、総合型選抜で自分を語る材料になります。志望理由書や面接の準備も、進路相談の中でサポートします。

勉強だけでなく、通い続けるための支え

受験勉強を続けるには、気持ちの安定も欠かせません。明光義塾高等学院では、通学のサポート(メンタル面のサポート)、進路やキャリアの相談、保護者との定期面談を行っています。

1学年1クラス、定員20名程度の少人数なので、スタッフが一人ひとりの様子に気づきやすい環境です。

通い方は3通り

通い方内容
高田馬場キャンパス週5バランスコース(大学進学中心)/週3ステップコース。高田馬場駅から徒歩2分
明光義塾 連携コース全国の近くの明光義塾の教室で、個別指導を受けながら学ぶ。スクーリングは年1回、高田馬場で
オンラインコース自宅から学ぶ

開校したばかりだからこそ、正直にお伝えしたいこと

明光義塾高等学院は開校したばかりで、まだ卒業生の大学進学実績はありません。

それでも私たちが「大学受験をサポートできる」とお伝えするのは、明光義塾が長年の個別指導で積み重ねてきた、一人ひとりの「わからない」に向き合う指導の仕組みがあるからです。それを、通信制で学ぶ生徒のために組み直したのが明光義塾高等学院です。

最初の卒業生と一緒に、実績を一つずつつくっていきます。

よくある質問

Q. 通信制高校から国公立大学は目指せますか?

A. 目指せます。通信制高校を卒業すれば、全日制と同じように共通テストを受け、国公立大学に出願できます。受験科目が多くなるので、早めに学習計画を立てることが大切です。

Q. 不登校で中学の勉強が抜けていても、大学受験に間に合いますか?

A. 間に合う可能性は十分にあります。大切なのは、つまずいたところまで戻って学び直すことです。明光義塾高等学院では、中学の内容に戻って学ぶ時間をとり、一人ひとりのスタート地点から受験に向けて積み上げていきます。

Q. 大学受験のために、塾に別で通う必要はありますか?

A. 受験指導が少ない通信制高校では、塾や予備校との併用を考えるご家庭が多くいます。明光義塾高等学院は、個別指導の明光義塾が運営しているので、学習面のサポートを学院の中で受けられます。

Q. 高校2年生からの転入でも、大学受験に間に合いますか?

A. 転入前の高校で取った単位は引き継げます。転入の時期や志望校によって準備の進め方は変わるので、まずは個別相談でご相談ください。

Q. 指定校推薦は使えますか?

A. 明光義塾高等学院の生徒は、さくら国際高等学校の指定校推薦の枠を使えます。

Q. 学費はどのくらいかかりますか?

A. コース、通学日数、転入時の単位数などによって変わるため、一人ひとりに個別でお見積もりをお出ししています。なお、国の就学支援金は、連携施設である明光義塾高等学院の費用には使えません。詳しくはお問い合わせください。

まとめ

  • 通信制高校からでも、大学受験はできる。卒業資格は全日制と同じ
  • 「不利」と言われる理由は、制度ではなく、勉強を一人で抱え込みやすい環境にある
  • 大学進学を考えるなら、戻り学習・個別の指導・指定校推薦・通い続ける支えがあるかを確かめる

明光義塾高等学院では、個別相談・説明会を行っています。オンラインでの面談もできます。「今の学力から大学を目指せるか知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

明光義塾高等学院の個別相談・説明会

「今の学力から大学を目指せる?」「通信制が合っているか知りたい」という段階でも大丈夫です。
オンラインでのご相談もできます。

お電話:0120-963-168(10:00〜17:00、土日祝を除く)

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