「中学の勉強がほとんどわからないまま、高校に行っても大丈夫かな」
「不登校の間に勉強が止まってしまって、どこから手をつければいいかわからない」
通信制高校を考えるご家庭から、いちばん多く聞く不安の一つです。
先に結論をお伝えします。通信制高校で、中学の内容から学び直すことはできます。ただし、通信制高校ならどこでも学び直しができるわけではありません。
大切なのは、高校の内容に入る前に、つまずいたところまで戻って学べる仕組みがあるかどうかです。この記事では、学び直しの進め方と、学び直しに強い通信制高校の見分け方を解説します。
通信制高校で、中学の内容から学び直しはできる
入学に学力試験がない学校が多い
多くの通信制高校は、書類や面接で入学者を選びます。全日制高校の一般入試のような学力試験がないことが多いので、今の学力に自信がなくても入学を目指せます。
ただし、高校の勉強は中学の内容が前提
気をつけたいのは、入学したあとです。高校の教科書やレポートは、中学までの内容がわかっている前提でつくられています。
たとえば、数学の二次関数は中学の一次関数や方程式がわからないと進めません。英語も、中学の文法が抜けたままだと高校の長文は読めません。入学しやすいことと、授業がわかることは別の話です。
学び直しが必要になる、よくあるケース
明光義塾高等学院に相談に来られるご家庭には、次のようなケースが多くあります。
- 不登校の期間に、中学の授業を受けられなかった(特定の学年や単元がまるごと抜けている)
- 全日制高校の授業についていけず、転校を考えている(中学の内容があいまいなまま進学した)
- 高校を中退して、もう一度高校卒業を目指したい(勉強から何年か離れている)
どのケースでも、「自分は勉強ができない」と思い込んでいることが少なくありません。実際には、つまずいた場所がはっきりすれば、そこから積み上げ直せることがほとんどです。中学生のうちの学び直しについては、メディアの記事でもまとめています。
>>中学生が勉強についていけない。つまずいた単元の戻し方と、学校を休みがちでも遅れを取り戻せる学び方
学び直しの進め方。4つのステップ
1. どこでつまずいたかを確かめる
最初にやるのは、勉強の量を増やすことではなく、どこまでわかっていて、どこからわからないのかを確かめることです。教科書を学年ごとにさかのぼり、「ここなら解ける」という地点を見つけます。
2. 英語と数学は、つまずいた地点まで戻る
英語と数学は、前の単元がわからないと次に進めない「積み上げ型」の教科です。遠回りに見えても、つまずいた地点まで戻るのがいちばんの近道です。
国語・理科・社会は、単元ごとの独立性が比較的高いので、高校の内容と並行して必要なところを補っていく進め方もできます。
3. 小さな「わかった」を積み重ねる
長く勉強から離れていた人ほど、最初の数週間が大切です。いきなり難しい問題に取り組むより、確実に解ける問題で「わかった」「できた」を積み重ねるほうが、結果的に続きます。
4. 高校の内容と並行して進める
通信制高校では、学び直しと同時に、高校のレポートや単位認定試験も進めていく必要があります。学び直しだけに時間をかけすぎて卒業が遅れないよう、両方の計画を一緒に立ててくれる人がいると安心です。
学び直しは、一人でやろうとすると「どこから」「どのくらい」の判断で止まりがちです。つまずいた場所を一緒に見つけ、計画を立て、進み具合を見てくれる人がいるかが、続けられるかどうかの分かれ目になります。
学び直しに強い通信制高校の見分け方
学校見学や個別相談では、次の点を確かめてみてください。
- 中学の内容に戻って学ぶ時間があるか(「必要なら自分で」ではなく、仕組みとして用意されているか)
- わからないところを個別に聞けるか(動画や集団授業だけで終わらないか)
- 誰が教えているか(指導者の経験や資格)
- 学び直しと高校の単位取得を、一緒に計画してくれるか
- 少人数で、一人ひとりの様子を見てもらえるか
見学で聞いておきたい質問は、こちらの記事にもまとめています。
>>通信制高校の見学・説明会で必ず聞くべき質問。入学後のミスマッチを防ぐ
明光義塾高等学院の学び直し
明光義塾高等学院は、個別指導の明光義塾が運営する、さくら国際高等学校の連携施設です。高校卒業資格はさくら国際高等学校で取得し、日々の学習は明光義塾高等学院で行います。
中学校までの内容に戻って学ぶ時間があります
明光義塾高等学院では、高校の授業とは別に、中学校までの内容に戻って学ぶ時間をとっています。どこから始めるか、どのペースで進めるかは、一人ひとりに合わせて決めます。
個別指導の明光義塾のノウハウ
明光義塾は「個別指導のパイオニア」として、全国1,600以上の教室で、一人ひとりに合わせた指導を続けてきました。大切にしてきたのは、答えを教えて終わりにせず、生徒が自分で考えて「わかった」にたどり着く指導です。学び直しでいちばん必要な「小さな『わかった』の積み重ね」は、明光義塾がもっとも得意としてきたことです。
指導者は全員、教員免許を持っています
明光義塾高等学院で生徒を指導するスタッフは、全員が教員免許を持っています。学び直しから高校の単位取得、進路の相談まで、教育の専門家が一人ひとりに向き合います。
少人数で、勉強以外の支えもあります
1学年1クラス、定員20名程度の少人数です。通学のサポート(メンタル面のサポート)、進路やキャリアの相談、保護者との定期面談も行っています。勉強から長く離れていた人が、無理なく学ぶペースを取り戻せる環境を大切にしています。
通い方は3通り
| 通い方 | 内容 |
|---|---|
| 高田馬場キャンパス | 週5バランスコース/週3ステップコース。高田馬場駅から徒歩2分 |
| 明光義塾 連携コース | 近くの明光義塾の教室で、個別指導を受けながら学ぶ。スクーリングは年1回、高田馬場で |
| オンラインコース | 自宅から学ぶ |
学び直しの先に、大学受験という選択肢も
学び直しは、高校卒業のためだけのものではありません。基礎を固め直した先には、大学進学という選択肢も広がります。
明光義塾高等学院の「週5バランスコース」では、基礎の戻り学習から始めて、標準レベルまで段階的に引き上げます。さくら国際高等学校の指定校推薦の枠も使えます。
>>通信制高校から大学受験はできる?「不利」と言われる理由と、合格に近づく学校の選び方
よくある質問
Q. 小学校の内容からやり直しても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。算数の分数や割合など、小学校の内容でつまずいていることは珍しくありません。明光義塾高等学院では、中学校までの内容に戻って学ぶ時間をとっており、どこから始めるかは一人ひとりに合わせて決めます。
Q. 何年も勉強から離れていても、通信制高校についていけますか?
A. ついていけるかどうかは、ブランクの長さより「どこまで戻って学べる環境か」で決まります。いきなり高校の内容から始めるのではなく、わかるところまで戻ってから積み上げていけば、少しずつ取り戻せます。
Q. 勉強が苦手でも、通信制高校は卒業できますか?
A. 通信制高校の卒業に必要なのは、レポートの提出、スクーリング、単位認定試験です。わからないところを聞ける環境があれば、勉強が苦手でも卒業は十分に目指せます。
Q. 明光義塾高等学院の入試に学力試験はありますか?
A. 学力試験はありません。面接での入試で、面接はオンラインでも受けられます。
Q. 年度の途中からでも入学できますか?
A. 年度の途中からの入学や、ほかの高校からの転入も受け付けています。転入前の高校で取った単位は引き継げます。
まとめ
- 通信制高校で、中学の内容から学び直すことはできる
- ただし高校の勉強は中学の内容が前提。入学しやすさと、授業がわかることは別
- 学び直しは「つまずいた場所を確かめる」ことから。英語と数学は戻るのが近道
- 学校選びでは、戻って学ぶ時間と、個別に見てくれる人がいるかを確かめる
明光義塾高等学院では、個別相談・説明会を行っています。オンラインでの面談もできます。「どこから学び直せばいいかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
明光義塾高等学院の個別相談・説明会
「今の学力から大学を目指せる?」「通信制が合っているか知りたい」という段階でも大丈夫です。
オンラインでのご相談もできます。
お電話:0120-963-168(10:00〜17:00、土日祝を除く)